寒天の産地に学ぶ寒天の活用術
カロリーを気にせず食べられるうえ、強力な健康パワーもある寒天ですが、毎日ところてんを食べ続けるのは大変です。これまで寒天といえば、決まった食べ方しかされず、レパートリーも限られていました。
そこで寒天の産地として名高い長野県の諏訪盆地では有名な、意外な寒天の食べ方をご紹介します。
「トマト寒天」
地元で人気の寒天の食べ方は、トマトジュースで作る「トマト寒天」だったのです。日ごろ寒天になじみがないという女性に、生のトマトを使ったサラダと、トマト寒天を使ったサラダを食べ比べてもらったところ、トマト寒天を使ったほうが、トマトの味が濃厚でおいしいという結果になりました。
ご飯を寒天で「 炊く 」
ご飯をおいしくするために、「寒天を入れて炊く」というのも産地では昔からの常識。こちらも普通に炊いたご飯と食べ比べてもらったところ、寒天入りご飯のほうが、新米っぽいという評価だったのです。
